院生からのメッセージ

教育行政学研究室に進学を希望される方へ

 京都大学教育行政学研究室に関心を持っていただきありがとうございます。 

 教育行政学研究室には、教育行政学だけでなく教育制度学、教育経営学など多様な観点から、初等中等教育、高等教育など多様な対象について研究する院生が集まっています。その学問的出自も、京大の教育学部だけでなく他学部、他大学からの進学者や留学生、そして教員や公務員として働く研究生など多彩なメンバーとなっています。
 メンバーの関心はそれぞれ異なってはいますが、「現在ある教育の仕組みをさらに発展・改善させていくためにはどうすればよいか」という問題意識を持っているという点で共通しています。ゼミや授業だけでなく、メンバーはともに研究室で過ごす中で関係を深めており、研究を行う上で非常に雰囲気のいい研究室だと自負しています。

 教育行政学研究室の活動の中心は、週に一度2コマ連続で行われるゼミです。各コマ1人が自身の研究について報告を行い、質疑を行います。それぞれの知識や経験を踏まえた討論や意見交換が活発に行われています。
 また、水曜2限の「研究」の授業では、学会誌に投稿された論文の検討を通じて論文を執筆する上で必要となる事柄を学びます。他にも、両研究室の先生方が開講される講義を中心に関心のある講義を受講し、各自の研究を進めるために必要な知見を深めます。

 教育行政や制度、経営についてともに学び、研究できることを楽しみにしています。